私がファミリーキャンプをはじめた理由
ここ5年ぐらい前からふつふつとキャンプが流行っていますね…!!
かくいう私も、それぐらいの時期に始めました。
きっかけは家族が増えたことと、震災経験者。
震災後20年近く経った今でも時々あの時のことを思い出すぐらいえげつなかったです。
それと、家族5人で旅行にでも行った日には10万なんて軽く吹き飛びます!!
最初、アウトドアギア(キャンプの世界ではグッズやアイテムのことをギアというらしい)を揃えてしまえば、普通に旅行に出かけるよりも宿泊代も節約できるのでこちらも理由のひとつ。
キャンプのメリット
1.災害時に必ず役に立つ
いつやってくるか分からない災害。私自身、阪神大震災経験者です。
災害が起きると、必要なのは「電気・水・ガス・食料・衣類・医療用具」この辺りですが、災害時にこのキャンプギアを持ち出してある程度の生活はできてしまうのではないかなと思います。
2.子供達が自然と触れ合える
子供たちが自然と触れ合え、サバイバルな感じになって欲しい(笑)
自然に触れることによって、五感も鍛えれるような気がします。
空気も綺麗し、普段味わえない経験も沢山。
災害時に、さっと火を起こせたり、調理、暖の取り方、周辺が暗くても怖くなくなったり…などなど何かと強い子になるのではないかなと思います。
3.1回の旅行にかかる費用が安い。
家族で旅行ともなると、一回の旅行で約7万円~15万円。ディズニーランドなんて行った時には20万円超えるんじゃないかなって勢いです!!
しかし、キャンプは1回の旅行(1泊2日、交通費込)でだいたい全部で2万円かかりません。
サイト料金がまず5,6千円なんで、あとは食材や消耗品、交通費と銭湯などなど。
こだわるときりがないですが、キャンプギアを一通り揃えると、メーカーにもよりますが安く見積もっても20万円ぐらいはかかるかなと思います。
最低限必要なもの
キャンプに必要なものと、災害時に必要なものは若干違うといえど共通点はたくさんあります。
その中でも特に必要なものをピックアップしようと思います。
一次避難用二次災害用と分ける
キャンプ時からは少し離れますが、災害時にはとりあえず逃げないといけませんので、さっと持ち出せる一時避難用を用意しておきます。少し落ち着いてから二次避難用。といった具合です。
こんな感じで非常用の持ち出しセットなんかが販売されています。ここから揃えていくのも良しですし、ご家庭用にカスタマイズしていくのもひとつかもしれません。
シート
災害時、避難場所に足を運んだ人たちが取る行動、「場所の確保」正直、譲り合いもクソもありません。お祭り状態です(笑)
皆テンパっているので、とりあえず場所の確保に走ります。
これは私が実際に目の当たりした光景です。
不憫にも、その後「譲り合い」「助け合い」の言葉が飛び交います。私からすれば、「遅いっちゅうねん!」って言いたいところですが…
もちろんキャンプでも十分に使用できます。普段からパッと出せるところにシートなんか置いておけば様々なシーンで役に立ちます。
私は安もんのブルーシートを常に車に常備しています^^
キャンプ場でシートをどのように使うかと言いますと、荷物を地面に広げる時に使用したり、テントの下は湿気でたくさんなのでその下に「グラウンドシート」というものを敷きます。それの代わりになったりもしますので多様性が高いです。
寝袋
そして寝袋これは想像つくと思います。寒い時だけで良いかなと思います。真夏のキャンプに寝袋なんか使わないと思いますので…
家族が多いと一人一人に寝袋を用意するとけっこうお金がかかってしまいますので、おすすめがあります。
他のメーカーからも多数出ていますが、寝袋には最低使用温度というものがあり、上のロゴスは-2度で寝ても寒くない!いや実際-2度…寝れませんよー!と言いたいですが、テント内で真冬にダウンを来てこちら使うと、逆に暑いぐらいです。
しかもこの寝袋、上下が2つに切り離しできるので一人一人でも可能ですし、2セット買えばかなり便利に使えます。
ミニバンにぴったりはまりますよ〜って書いてあるだけで別にミニバン用ではありません。
光
これは、災害とキャンプでは少し変わってくるかもしれないですが、光といえばランタン。ランタンには、ガソリン・LED・CB缶OD缶・灯油・電池などなど燃料が違いますので、併用するならLEDが良いかもしれないですね。ただ災害時電気は来ない可能性あります。普段の環境によりけりかと思うので自分に合った燃料を選びましょう。
我が家はホワイトガソリンをメインにしています。
あと、懐中電灯やマグライト、ヘッドライトは数個持っておきましょう。
テント・タープ
私は学校へ避難したのでテントタープは使用しませんでしたが、今思えばテントがあれば別に学校へ避難しなくても良かったのではないかと思います。
あの時はまだ子供だったので(今でも子供ですが…)
キャンプでは、コテージやグランピングに泊まらないのであればテントは必須となります。テント・タープが分かれているものや、オールインワンのようなものがありますが、災害・キャンプと考えた時に便利なのは2ルーム型テントだと思います。
つまり、2つの部屋で構成されていて1つはベットルーム・もう1つはリビング(タープみたいになるものもあります)が良いと思います。
これは私が使用しているものです。建て方も解説しているので下からジャンプしてくださいね。
水タンク
意外と忘れがちなのがこれ、水タンク。水さえあればしばらくは生きれますっていうか絶対必要なものなのです。
阪神大震災で1番最初にコンビニからなくなったのは、水です。
なにかと先になくなるのは水なんです。
どこかの記事でウォーターサーバーを契約し、普段も使える、キャンプにも持ち出せる、災害でも使える。まさに一石三鳥!もちろん我が家にもウォーターサーバー、キャンプに持ち出すことはしていませんが、常備あります^^
火
そして火ですね。火は災害時にもキャンプでも必要なものです。
こちらも光と同様で、燃料によって変わってきます。
我が家は、木(炭)・ガソリン・ガスの3パターン用意しています。
もちろん普段はキャンプで使用していますので、常に燃料はあり、出来るだけたくさん火起こしができる環境を隣に置いています。
「そんなもんどないでもなるわー!」って言う方もいますが、どないもならなかった本人が言っているので間違えないです。
まとめ
何を取っても不足なしな気がするのは私だけでしょうか?(笑)
揃え出すとあれやこれやとなりますので本当に必要なものをまとめてみました。
いきなりそこまで揃える必要はないと思いますが、今はいろんなキャンプブランドが増えてきていますので、安価で質の良いものが増えてきていますね!!
家族構成やお住まいなどで揃えるギアが違うので、何を買えばいいか混同してしまうとは思いますが、また別記事でどんなギアを揃えれば良いかアップできればと思います^^
もし、災害が起きた時への対策としてキャンプを取り入れているお父さんお母さんがいたらぜひコメントください、ぜひ知識を共有しましょう^^