ファミリーキャンプのテント|LOGOS neos PANELスクリーンドゥーブル XL

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僕がキャンプを始めて、いちばん最初に買ったギアはテントでした。
正直、当時はどのメーカーが良いとか、設営が楽とか、そんな知識はゼロ。とにかく「家族で寝れる場所を作らなきゃ!」って思って、手探りで選んだのを覚えています。

初めてのキャンプ道具って、今振り返るとちょっと背伸びして買ったり、逆に安さ優先で決めちゃったり、人それぞれストーリーがありますよね。だからこそ最初のテントは、僕にとって特別な存在です⛺✨

ロゴス(LOGOS) neos PANEL スクリーンドゥーブル XL

【スペック】

僕が最初に買ったテントのスペックはこんな感じです👇

  • 総重量:約16.9kg → けっこうズッシリ。持ち運びは大人1人だと「よっこらしょ」って感じです(笑)
  • 組立サイズ:約520×300×205cm → 大人2〜3人+子ども数人なら余裕。ファミリー向けサイズですね。
  • インナーサイズ:約270×270×170cm → 4人家族なら川の字で寝れる広さ。天井も170cmあるので圧迫感は少なめ。
  • 収納サイズ:約63×23×54cm → 車の荷室にはギリ収まるサイズ感。コンパクトとは言えませんが、積み込みやすいです。

素材関係

  • フレーム:グラスファイバー(軽量で扱いやすい反面、強風にはちょっと弱い)
  • キャノピー:スチール(しっかり重いけど、その分安定感は抜群)
  • フライシート:難燃性ポリエステルタフタ(耐水圧2000mm/UVカット)→ 雨キャンでも安心レベル。夏の日差し対策も〇。
  • インナーシート:撥水加工ポリエステルタフタ(通気性あり)
  • フロアシート:耐水圧3000mm → 地面からの浸水をかなり防いでくれます。
  • メッシュ:ポリエステル → 夏場の虫対策に必須。

このテントは部屋が2つある構造で、なんと車1台がすっぽり収まるくらいの大きさ。その中にインナーテントが入っています。写真で見えるグレーの部分がインナーテントですね。

インナーテントのメリットは、寝床とリビングを完全に分けられること。寝室はプライベート空間として落ち着いて使えますし、リビング部分は荷物置き場や食事スペースにできるので、家族キャンプでも役立ちます。ただしインナーテント単体で独立して使えるわけではないので、その点は注意が必要です。

今のキャンプシーンでは「テント+タープ」を別々に用意するのが主流ですが、このスクリーンドゥーブルはその2つを一体化したような設計。つまり、リビングと寝室が最初から一緒にパッケージされているイメージです。

組み立ては少しコツが必要で、私は最初に1人で挑戦して20分強かかりました。慣れるまではポールの通し方や立ち上げがやや複雑に感じるかも。でも、ショップの方によると女性2人で最短8分で設営できるらしい!すごいスピードですね👏

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スクリーンドゥーブル設営の流れ

  1. テントを広げる
    まずはテントを地面に広げます。この時点で、どちらがリビング側か寝室(インナーテント)側かを確認しましょう。黒い入口がリビング側の目印です。
  2. ポールを組み立てる
    ポールは最初に全部つなげても良いですが、慣れてくると組み立てながら挿していく方がスムーズ。曲がっているポールはリビング側に使うので、ここで覚えておくと迷いません。
  3. インナーテント側を立ち上げる
    まずはインナーテント側から。片方だけポールをピンに挿して弓型にし、反対側も持ち上げながらピンに挿します。これでインナーテント側が自立。
  4. リビング側も同様に立ち上げる
    残りのポールも同じようにピンに挿していけば、リビング側も完成します。
  5. グレーポールを固定
    グレーの短いポールをテント上部に通して補強し、ドア部分にもしっかり固定します。これで全体の骨格が完成。
  6. 設置場所の確認と調整
    テントを立て終えたら、設置場所に問題がないか確認。傾きや歪みがあると寝心地に影響するので、インナーテントはロゴがある面を内側にして吊るしましょう。
  7. ベルトとペグダウンで仕上げ
    足元のベルトをピンと張って全体の歪みをなくし、最後にペグでしっかり固定すれば完成です。

文字だけだと少し分かりにくい部分もありますが、この流れを頭に入れておくと設営のときに迷わなくなります。慣れれば一人でも20分程度、2人でやればもっと短時間で立ち上げ可能です⛺✨

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設営時の注意点

ポールを挿すときは周囲に注意
ポールは長さも弾力もあるので、挿し込むときに思わぬ方向へしなったり弾んだりします。特に子どもが近くにいると危険なので、作業中は周囲に人がいないか必ず確認しましょう。

ペグダウンはしっかり行う
ペグをきちんと打ち込んでいないと、風が吹いたときにすぐ抜けてしまいます。テント全体の安定性に直結する部分なので、少し面倒でも一本一本きっちり固定するのが鉄則です。

「まあいいか」で省略しない
特に初心者のうちは「今日は風も弱いし大丈夫かな」と手を抜きがち。でも突然の突風や夜間の強風でテントがあおられると危険です。ペグダウンを面倒くさがらず、最後まで丁寧に仕上げましょう。

テントはニーズに合わせて進化(子供が増えたら大きく)や退化(来なくなったら小さく)させるべきだと思います。寝るときは広々寝れる方が快適。準備で疲れ、遊んで疲れ、片付けで疲れるのがキャンプ。それがまた楽しいんです(笑)

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雨の日や強風の日の追加対策

  • ガイロープは必ず張る
    普段は省略しがちなガイロープも、雨や風が強いときは必須です。テンションを均等にかけることでテント全体が安定し、フライシートの撓みも減って雨水が溜まりにくくなります。ロープは地面と45度くらいの角度を意識し、ペグも斜めに打ち込むと強度が上がります。
  • ペグの追加で補強する
    強風のときは付属ペグだけでは心もとないことも。鍛造ペグや長めのペグを追加で持っておくと安心です。地面の硬さに合わせて打ち分けると抜けにくくなります。
  • 防水スプレーを活用する
    出発前にテントやタープに防水スプレーをかけておくと、小雨程度なら撥水効果で快適に過ごせます。特に縫い目やジッパー周辺は浸水しやすいので重点的に。定期的にメンテナンスすることで耐久性もアップします。
  • グラウンドシートを敷く
    地面からの浸水を防ぐために、テントの下にグラウンドシートを敷いておきましょう。サイズはテントより少し小さめにカットするのがコツ。はみ出してしまうと、逆に雨水がシートに流れ込みやすくなります。
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雨の日に快適に過ごす工夫

結露対策を忘れずに
雨の日は湿度が高く、テント内と外の気温差で結露が発生しやすくなります。ベンチレーション(換気口)を少し開けて空気を循環させましょう。タオルや吸水クロスを常備しておくと、壁面についた水滴をサッと拭き取れて快適です。

荷物は地面から浮かせる
テント内の床に直置きすると、地面からの湿気や浸水で濡れてしまいます。コンテナや折りたたみラックを活用し、荷物を少し浮かせると安心。シートの上に置く場合は、防水バッグやビニール袋で二重にカバーするのも有効です。

動線をシンプルに
雨の日はテント内のスペースが狭く感じやすいので、出入口付近に濡れた靴やレインウェア置き場をつくるのがおすすめ。動線を確保しておくと、無駄にテント内を濡らさずに済みます。

タープを活用する
テントのすぐそばにタープを張れば、濡れたものを干したり、調理スペースにしたりと便利。雨が上がったときに外で過ごす時間も確保できます。

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撤収時に雨で失敗しないコツ

  • 荷物から順に片付ける
    先にタープや小物を片付けておくと、テントの撤収に集中できます。濡れやすい寝袋やマットは防水袋に早めに収納しておくと安心。
  • テントを分解しながら拭く
    フライシートを外したら、サッとタオルで水分を拭き取りながら畳みます。雑巾や吸水クロスを数枚用意しておくと効率アップ。
  • 「濡れたまま持ち帰る」を前提にする
    完全に乾かして畳むのはほぼ不可能。大きめのビニール袋やブルーシートでぐるっと包み、「持ち帰って自宅で干す」前提で撤収するとストレスが減ります。
  • 車内の濡れ対策
    濡れたテントをそのまま車に積むと内装まで湿ってしまうので、シートや防水バッグを必ず敷きましょう。
  • 帰宅後は“即干し”
    家に着いたらできるだけ早くベランダや庭で乾燥させます。湿ったまま放置するとカビや臭いの原因になるので要注意です。

まとめ

この記事は2016年に書いたものですが、現在では各メーカーから本当に多種多様なテントが発売されています。その中でも LOGOS のこのタイプは、いまだに根強い人気を誇っています。

理由はシンプルで「設営のしやすさ」「居住空間の広さ」「価格と性能のバランス」の3つ。特にファミリー層からは「これ1つで寝室とリビングがまとまる安心感」が評価され続けているように感じます。

当時から愛用している方も多く、今なお新規購入者がいるのは“定番”として信頼されている証拠ですね😊

動画を見つけたので貼っておきます^^
実際の設営の流れやサイズ感を確認できるので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください!

今回紹介したテントはこちら

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著者写真

著者/K.yam

阪神大震災経験者です。当時の出来事は今でも鮮明に覚えています。現在も各地で様々な災害が起こり、年々増えているように感じます。

地球に住んでいる以上、災害を完全に避けることはできませんし、誰にでも起こり得るものだと思います。そこで私が続けているのが「キャンプ」を原点としたアウトドアの実践です。普段から自然に触れ、野外での生活に慣れることで、ちょっとした知識や経験が非常時に役立つと考えています。

本当の災害はもっと壮絶で恐ろしいことばかりですが、日常にアウトドアを取り入れることで「生き抜く力」を少しでも養えればと思っています。想いはそこにありますが、何より楽しく記事を更新していければと考えています^^

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