キャンプには虫は付きもの。

そもそも虫無理〜な、特に女性は多いですね。それは仕方ないかと思います(笑

だって虫…気持ち悪いですしね…

今回は虫対策やもし虫に刺されてしまった場合、前もって防げることなどお伝えしようと思います!

キャンプの時期・場所を選ぶ

キャンプ行きたいけど虫が無理。BBQしたいけど虫が無理。そんな方はたくさんいらっしゃると思います。私だって虫無理です(笑)

でも、春から初秋までは何かしらの虫がいます。しかし晩秋~冬キャンプは虫が少なくて快適。真冬なんてほぼ見たことがありません。なので10月(秋)〜2月(冬)にかけていけば何の問題もないかと思います。ただ寒いというのが辛いですが…

標高の高いキャンプ場もひとつの手ですね。

少しでも標高の高いキャンプ場を選ぶとその分虫の数も減ってくるので、時期・標高この2つを気にするだけでも虫に遭遇する可能性もけっこう下がったりします。

あとキャンプ場ででも注意が必要です。木陰が多い林間サイトは夏は涼しくていいですが虫は多めです。特に木によっては毛虫が落ちてきたりするので嫌いな方は要注意です。

そもそも山に虫が先に住んでいるので、虫に迷惑かけないようこちら側が合わ…すいません何もないです(笑

とはいえ、虫が嫌いを優先させるのか、虫が嫌いでも環境を優先するのか、気持ちの良い気候と温度と環境を好むのは人間も虫も同じです。なので良い環境を目指せばそこは虫がいてもおかしくないと思えばいいかもしれないですね^^

出てくる虫たち紹介

キャンプ場にはたくさん虫がいますが、その中でも代表的な虫たちををご紹介させて頂きます。

私的に危険だなと思う順番に書いていきます。

ハチ
スズメバチやアシナガバチは刺されると命に関わることも。クマンバチは見た目が大きいので怖いですが、大人しい蜂なので大丈夫です。

マダニ
頭を皮膚の中に突っ込んで吸血します。草が生い茂っているところに潜んでいます。

ムカデ
山よりも、海辺のキャンプ場の遭遇率が高いです。刺されると激しく痛みます。

アブ
キレイな水の近くに生息。こちらも咬まれるとものすごい痒みに襲われます。死ぬまで狙ってくるうざいヤツもいます。

ブヨ(ブト、ブユ)
咬まれると血が出ます。蚊よりも腫れや痒みが酷く、症状が長引きます。

ヤマビル
山に生息するヒル。68月は特に注意が必要です。


夏の定番。特に夕方以降活発になり、刺されやすくなります。


夜に大量に発生。刺したり噛んだりはないですが、うざいです。

死に至る可能性の高いのはハチ・マダニです。実際に年間数人〜数十人の犠牲者が出ていますので本当に要注意です。

どのような対策が必要か

対策をすることによって、防ぐことが可能です。その対策方法などをご紹介いたします!特にお子様には特に気にして頂きたいと思います。

服装

暑い日は半袖半パンで過ごしたいのは重々分かりますが、実は1番危険です。露出が多いのは危険ですね。

基本、長袖・長ズボンで、黒い服は避けましょう。靴を履く際は中を確認してから履きましょう。

それから帽子はかぶりましょう。落ちてくる毛虫の直撃を防げますし、日よけの効果もあります。

虫刺され用のキットや薬を準備しておく

消毒薬、テープ、冷湿布、目薬、解熱・鎮痛薬、抗ヒスタミン剤、ステロイド外用剤、絆創膏、ポイズンリムーバー、保冷剤、一般的な虫さされの薬

最低限この辺りは持っておくと良いかと思います。

セットで購入して中身を足していくのも良し、100均と薬局で買い揃えていくのも良しですが、セットで購入する場合はあまり使わないものもあったりするので中身を確認してから購入した方が良いかもしれないです。

あと、体にシュッとするパターンのやつ。これはメーカーは違えどほとんどの方が使用しています。アブの苦手なものから蚊が寄り付かないものまで色々出ていますのでこのあたりはBBQや普段からでも使えるので持っておくと便利です。

パーフェクトポーションは結構たくさんの人が愛用しているような気がします。我が家もこれを使用しています。蚊ではなくてアブやブユ用とレビューしているサイトもありますが、蚊にも多少効いているような気もします(笑

テントの寝る部屋やメッシュタープ内に入る前にシュッとしておくと一緒に入ってしまう時もありますので念のためのシュッっと思ってもらえたらいいです^^

蚊取り線香

蚊取り線香を複数個所に置くことも効果的です。

テーブルの下や、数か所わけておいています。一カ所だとさすがに屋外なのであまり効果を感じませんが複数個所おくことで効果があります。1人1個ぐらいの感覚で良いかと思います。

タープで過ごす場合はテーブルの四隅に置くと効果的です。ほとんど虫が寄ってきません。

このパワー森林香がよく効くと言われていますね!

虫除けランタンなんかもあります

SOTOが出している虫が寄りにいオレンジの光を放つランタンもあります

ランタンとしての機能はもちろん、「白」・「黄色」の光は虫が好む波長を持っています。このランタンは、半分が虫の寄りにくいオレンジ色に着色されており、虫が分かりにくいオレンジ発光に切り替えできます。

そして、蚊トリフレクターを取り付ければ防虫効果で蚊を寄せ付けません。

これは良いですね。

マントル焼きをしないといけないのでそこが少し面倒かもしれませんが、慣れれば問題ありません。

サイトレイアウト

テント・タープ・車の配置などキャンプサイトに着いた時点で決めたりしますが、その際に1番明るいランタンの位置も決めましょう。

虫は、1番明るいところに集まる習性があるので、そのランタンはわざと少し離れた場所に設置すると良いでしょう。

タープもいろいろあるよ

メッシュ付きのタープなら虫の侵入自体を防いでくれます。虫除けスプレーと併用すれば効果は抜群です。

大型のメッシュタープは、中にテーブルや椅子を持ち込めて便利です。テントと連結できるタイプもあるので完全防備も可能です。

テントにしてもタープにしても、開けっ放しや出入りの際にだけ気をつけてください。

もし刺され(噛まれ)たらの対策

水で洗い流し、冷やす。基本はこれです。

毒虫や蛇対策
とにかくすぐに対処しなければいけません。騒いで体を動かすと毒が回りやすくなってしまうので落ち着いて毒抜きします。傷口の心臓に向かって上を結び、血流を弱めてから毒や毒針をポイズンリムーバーで吸い出します。あとは、傷口をよく水で洗ったり消毒したりしましょう。

ヤマビル対策
万が一吸われた時には、ライターなどを使用して火を近づけるとポロッと離れますので、慌てて取り払わないようにしましょう。

虫刺され
虫刺され薬を塗る。

どれだけ対策していても刺され(噛まれ)てしまうことはあります。かゆみや腫れを抑えるの薬もあるのでそういった物を持っておくのが良いかと思います。

蚊はもちろんダニやムカデ、毛虫からクラゲにまで対応でき、キャンパーからの人気も高い外用薬です。

まとめ

前述していますが、キャンプには虫は付き物です。一昨年の年末年始に2泊3日琵琶湖へキャンプしに行きましたが、大きいゴキブリが普通にいましたし、ここ数年では寒い時期でも普通に蚊が飛んでいるのも見かけます。

しかし、ある程度予防と知識があれば問題ない部分もありますので十分な準備等しっかりしておけば恐るるに足らずなのでこの機会にぜひ揃えてみてはいかがでしょうか?