先日BBQをしましたが、横でバーベキューをしているお父さんが一生懸命汗だくになりうちわで30分ぐらい扇いでました。
恐らく固形燃料などから火が炭にうつったものの、そこからなかなか他に火が回らなったんでしょうね…
でとうとうその炭火も消えてしまい…
炭火を数個あげました(笑
私も最初同じような事を経験したことがあります。かくいう私も横の方から親切にしていただきました^^
キャンプ・BBQ・アウトドアこの辺りでの火起こしは、今でこそガスバーナーがなんか主流になってきてますが、私の場合は “災害時のために” という部分もあるので、最低限火起こしができていた方が良いかなと思っています。
誰でも簡単に炭火を起こせる方法
単純に炭火に火をつけるだけなら簡単
炭火に火をつけるだけなら超簡単なんです、100均でもなんでもいいので固形燃料を買い、火をつけ、その上に炭を置くだけでOKなのですが問題はそのあと…火が回らなければそこで試合終了なんです…
肝心なのは1つの炭に火が回ってからその後
流れで言うと「固形燃料 ➡︎ 炭(1〜2個)に火が付く ➡︎ 火が回ってくる」なのですが、最後の火が回ってくる段階で、炭の湿気で回らなかったり、風に負けてしまって回らなかったりするわけです。
なので、そこを回避する方法があれば途中で火が消えることはありません。
火の回し方
火起こし器というものが多く販売されています。
これを持っていればもう無敵です。
火起こしがなかなかできないという方はまずこれを持って行ってください。
着火剤なり新聞紙なりで火タネを作り、あとは上からバラバラと火おこし器に炭を上から入れるだけ。
あとは放っておく。
たったそれだけで炭の火起こしができてしまうってすごくないですか?
チムニー効果
ではなんで火起こし器に炭を入れるだけで火が簡単に回るのか?
それを理解していないと、火起こし器なしでは火起こしが一生できないと言うことになってきますので、合わせて知識として持って帰ってもらえればと思います^^
チムニー効果=煙突効果とも言いますが、ようは煙突と同じ原理です。
煙突の中が外の空気よりも暖かいと空気が上に上昇する効果のことです。
炭でも木でも燃やす時って息を吹いたりうちわでパタパタしたり風を送りますよね、それを自動で起きるわけですね!
火おこし器は底の方に穴が空いているので、下から空気を吸い上げて空気が上に上昇する。ということは風が下から自動的に炭にあたるわけです。
もし火起こし器がない環境では、炭を組んで煙突状にし1番底にタネとなるものを入れ煙突効果を起こせばいいわけです。
ただあまり、煙突が高すぎると吸い上げがきつくなり、より火が上がってしまうのでその分燃料となるものがなくなるスピードが速くなってしまいます。
オススメ火起こし器
各種メーカーからいろんなタイプの火起こし器が出ていますので少しご紹介しておきます。ついでに固形燃料も良いのがあるので合わせてどうぞ^^
こちらは私が長年愛用している、火起こし器と火消し壺が一体型になっているものです。もう何年も使っているのでだいぶガタが来ていますがまだまだ使えます。火をおこしながら上に網を置くと米を炊きながら火起こしができたりと、重宝しています。しかも火を消した炭をまた次回に持っていけるというメリットも。
火起こし器のことをチャコールスターターとかって呼んだりしますが、このタイプはバーベキュー台に設置して、そこで火起こしを行い、火が回ってきたなと思ったらチャコールスターターを取るだけでバサバサっと広がるのでわざわざ移す手間が省けます。
注意点
特に注意点などはなく、固形燃料を底に引き、その上に炭をバラバラと入れるだけでOKなので問題ありませんが、炭自体が湿っていればなかなか固形燃料から炭へ火がうつらないので、炭が湿っていないかどうかのチェックと、もし少し湿っていたら固形燃料を増やすか湿っていない木々(よく燃えるもの)を固形燃料と炭の間に入れるかなどしてもらうと安心です。
どちらを選ぶ?
大きく分けて火起こし器のタイプは上の2つに分かれますが、どちらを持つかは環境によりけりです。
個人的には、1つ目にご紹介した壺タイプがいいですね。
ただ火を起こすだけなら2つ目でも良いですが少し荷物になる1つ目でも、余った炭を持って帰れたり、ちょっとした暖を取ったりもできるし、火をおこしながらお湯を沸かしたり(2つ目では安定が悪いので)、いろいろ流用できるからです。
まとめ
今回火起こし器のご紹介をさせて頂きましたが、皆さんは火起こしはどのように行なっていますか?
最終的にはスターターなしでも気軽に火起こしができるようになればいいですが、最初はこのようなスターターを持って行って楽に火起こしをするのもひとつかなと思っています!!
最後に固形燃料として最強なアイテムもご紹介しておきますのでこちらもぜひ^^