私、正直に申し上げますと…
「え?これ絶対2人じゃないと建てれないやん?」って思ってしまいました。
ポールとロープだけで自立しているのが本当に意味不明でした。でも実際に建っているわけですから建っているわけで…
両端に1人づつ立って「はいせーの!」って建てているものだとばっかり思っていましたが、実は簡単に1人で建てれる(そしてなんとなくかっこいい!)方法がありますので今回1人で簡単に建てれる方法と、タープの種類やおすすめをご紹介したいと思います!
タープの種類
ひとくちにタープと言っても、意外とタープって種類があってみなさんが想像するタープは多分ヘキサタイプが多いのではないでしょうか?
実は自立型もタープの中のひとつですし、一見テントのように見えるけど実はタープとして位置づけされているものもあります。
自立型タイプ
我が家も使っている物ですが骨がもうすでに組まれていて開いて上からシートを被せるだけ。超簡単に設営できますがデメリットは重いのと持ち運びが大変。最近はワンタッチで立ち上がる物も出ています。
ヘキサタイプ・スクエアタイプ
みなさんがタープ聞いて想像するのはこれではないでしょうか?持ち運びが楽ですが、地面にペグをさせないと使用不可。もしくは木などにロープを付ける部分がないと使用不可となります。大抵のキャンプ場では使えます。
スクリーンタープ
いやいやこれ、テントですやん?って思われる方もいると思いますが、実はタープに位置づけされています。もちろんこれを寝所代わりにしている方もいます。こちらの画像はあえてテントっぽいものを選んでますが、多くは自立型に虫除けのようなものが付いているといったイメージです。
そのほかにもDDタープと呼ばれているものがありもともとはこのタイプが主流だったそうです。真四角のタープですが、近年アウトドアヘビーユーザーから支持されているタープで、建て方によって色々形を変えれるので、簡易テントにしてみたり、少し変形型のタープにしてみたりと多様性に優れています。
建て方
タープを設営するときは、最初さえおさえれば後は簡単です。
ポールとロープとシート重みを上手に使って引き合わせることによって自立することができるので、その理屈さえ分かればこれから紹介する設営方法でなくても設営ができますよ!
- まず、広げてみると6角形になっていると思います。スクエア・DDタイプなどは4角形ですが、基本的に設営方法の概念は同じです。
そしてこの①と②、つまりメインとなる支柱から起こしていきます。
- ポール・ロープを図のように垂直に置く。
- 起こす前にペグダウンをしてしまう。
- ポールを地面の方から内側へ押し起こしていきます。
①②はペグダウンにより固定されてしまっていてこれ以上内側にも外側にも動くことはありません。ただし上下には動くので①を引き上げると言うよりは、ポール下部(地面側)を押し上げるといったイメージです。
起こしていくと、「あっここで手を離しても倒れない!」という場所があるので、そこで止めます。
- ここまでくれば反対側は簡単です、同じ要領で起こすだけです。
- もう1度、ロープをピンと張るように調整と、ポールの位置を調整します。しっかり貼れているとこの時点でがっちり固定されているので、少々シートを引っ張ったぐらいでは崩れることはありません。
- 6角形の残りの点にロープを結び、ペグを打ち込みシートが全体的にたるみなく貼れれば完成です。
ポイント
最初から①も②も先にペグダウンしておく。ということが1人でタープを起こす秘訣なのですね。
このペグダウンは、風で飛ばないようになどではなく、どちらかと言うと “人に持ってもらう代わり” な位置付けにあります。なので、2人で行うのであれば先にペグダウンとする必要がないわけで。
慣れてしまえば、逆に人に「あそこ持ってて」のように指示するより自分で全部やってしまった方が早く立てれるケースもあります(笑)
まとめ
今回は、ヘキサタープでの設営方法をご紹介しましたが、テントも建ててタープを建ててって正直めんどくさい…これを言ってしまえば話が終わってしまうのですが…笑
自立型やスクリーンタープは重いし運ぶのもひと荷物になってしまうデメリットはありますが、一瞬で立つので時間短縮にもなります。
コンパクトさを優先させるのか、タープを設営する知識をつけたいのか、楽さを取るのか、それは皆さんのキャンプに行く上で重きを置くポイントが違うと思うので、ゆっくり楽しみながら選んでもらえればなと思います。
下におすすめのタープをだだだーっと紹介しておきますので、参考にしてください♪
DODタープはわかりやすいです。こちらはポリエステルのものですが、見た目まったく同じのコットン加工のものが発売されています。
上のタイプと違い、こちらは8角形です。こちらはけっこう大きい!大き目のタープでゆったりするのもこれまたなかなか気持ちのいいものです。
neosシリーズのタープです。サイズは440×430cmで、4〜5人であれば十分な大きさです。
570×500cmもあるかなり大き目のタープです。上のDODタープも大きめですが、ひときわ目立つのはこれでしょうね〜^^
自立型タープなので、瞬時に設営できます。恐らく5分もかからないかと。サイドウウォール(日よけのシート)もロゴスから発売されています。
見た目ほぼテントですが、こちらもタープです。
クイックシステムというワンタッチで設営ができてしまう優れものです。
スクリーンタープとしても、メッシュ部分を巻き上げると全面開放できるので、こちらもなかなか捨てがたいです。
“1人で簡単設営!タープの立て方やおすすめタープ・種類をご紹介!” への1件のフィードバック